C賞より先にA賞撮れよって思わなくもなかったのですが、C賞の方が楽しみだったので。

パッケージ。
でかいので背景はみ出してます+カメラ構えた気持ち悪い男が写りこんでますゴメンナサイ。
縦30cm・横33cm・奥行17cm、普通の（くじ形式じゃない）フィギュアでも大型の分類です。

デザインは相変わらずシンプル。中も外もC賞のグレーが紫に変わった程度。


前後左右から。羽が大きくて奥行き変わるし照明が当たりにくいし…。お見苦しいですがご容赦を。

微笑みというには妖しい顔。
羽が並行になるように飾ると自然に左目線が正面に流れてきて見栄えします。

体のライン丸出しだからってこの盛り具合！このくびれ具合！
胸とか腰とかに複雑な模様も入ってますが、きちんと再現されています。

悪魔的オプションパーツ。
羽は反った形状に合わせて紫のハイライトが入っていてキラッと光ります。言い方は悪いけどカラスみたいな感じ、
ダークオーブは実寸5mmで本体に対してちょっと小さい気がしますが、
この1パーツのためだけのクリアパーツ成型+光沢ブラック塗装で凝っています。

下半身。
スカートの裏地、ソックスや靴の模様など、塗装・印刷を駆使して再現。
ヒラヒラ（というかバサバサ？）なスカートに細かく吹かれたシャドウが見栄えをより良くしています。
スカートの長さはANIPLEX+の1/8やfigmaと比べても見劣りせず、スタンドをゲタのように接続して爪先立ちを更に伸ばしています。
足とスタンド（ゲタの方）は接着されているので、台座（板の方）から外しても飾れなくはないですが、
スカートが普通のPVCなので垂れ下がって地面に当たってしまい、そのまま放っておくと恐らく倒れます。

左だけ長い独特なスカートも、前だけは結構なミニで絶対領域が見えてセクシー。
そんなんで満足できるか！ひっくり返してやる！！
服と同じ色で造形もあっさりしているので有り難味は少ないですが、食い込みだけはすごいです。

頭にリボンの赤い塗料が飛び散った跡がある、スカートの後ろ側に引っかき傷があるなど、
良くも悪くも一番くじ、大型フィギュアでも品質管理はあまりよろしくない感じでしょうか…。

ホームページではC賞同様「全高約16cm」と記載されていますが、こちらも実際には約18cm。
爪先立ちしてる分大きくなっているだけで、実スケールは変わりありません。
更にスタンド込みで約21cm、横幅に至っては翼のせいで約30cmというビッグサイズ。
並べて飾るには結構なスペースと「覚悟」が必要かと思います。

こちらもダークオーブ（ソウルジェムライト叛逆の物語セット）と一緒に1枚。
「希望よりも熱く、絶望よりも深いモノ――愛よ！」

1/8スケールフィギュア(16,200円)、約1/12のfigma(5,900円)がどちらもANIPLEX+限定販売・受注終了済みという現状、
1回900円のくじ景品というのも、高額ではあるものの選択肢に挙がるかと思います。
妥協しないビッグサイズ、それに見劣りしない造形・塗装は一見の価値ありです。
あとは品質管理がもっと良くなってくれたら…というのは言いすぎでしょうか。

◆満足度　8/10